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プロフィール
HN:
水草蓮
性別:
女性
職業:
副団長
趣味:
もふ
自己紹介:
もふに夢中なダメ女。
撮りたいはとっても近い。
え?ストーカー?
(・ω・;)(;・ω・)犯罪推奨ポスター?
朝からビデオカメラ広告にそう言いたい水草でした。
夕べのは12時前にあげました。
あっはー。
内容もたいして練ってないヤツだったので加筆してサイトにアップしたいです。
だって…1時間も考えてないぜ。
ドラマみてV六みてあめとくみてたからな。←
さて。今日でラストです。
告知通りです。
にこっ。
》》》》
あとは特に話題ないんだよね。
仕事追い込みなのと花粉症でがっつり免疫落ちて眠いです。
咳がまた…orz
あと、雨なので携帯の電波死滅ぎみ。
あと、雨なのでクラジニ星からのクラジニ波がこない。
絶不調だ。
やばいなぁ…。
お待たせいたしました。
[マシュマロは嫌いです。]
からどうぞ!
え?ストーカー?
(・ω・;)(;・ω・)犯罪推奨ポスター?
朝からビデオカメラ広告にそう言いたい水草でした。
夕べのは12時前にあげました。
あっはー。
内容もたいして練ってないヤツだったので加筆してサイトにアップしたいです。
だって…1時間も考えてないぜ。
ドラマみてV六みてあめとくみてたからな。←
さて。今日でラストです。
告知通りです。
にこっ。
》》》》
あとは特に話題ないんだよね。
仕事追い込みなのと花粉症でがっつり免疫落ちて眠いです。
咳がまた…orz
あと、雨なので携帯の電波死滅ぎみ。
あと、雨なのでクラジニ星からのクラジニ波がこない。
絶不調だ。
やばいなぁ…。
お待たせいたしました。
[マシュマロは嫌いです。]
からどうぞ!
+ + + + + + + + + +
<===H・D===
「はいっ!」
アクアが腕一杯の花束をジーニアスに渡す。
「どうしたの?」
それを受け取りながらアクアに聞く。
「今日、ホワイトデーなんでしょ。
バレンタインのお返し!
あたしの気持ちたっくさんいれて摘んだの!」
アクアが胸を張って言う。
「わぁ。ありがとう。すっごく嬉しいよ。」
さっそく生けようと花瓶になりそうなものを探す。
程よい空いている大き目の鍋を見つけ、その中へ。
「後で花瓶持ってくるね。」
「うん。」
アクアがにこにこと笑う。
それを見ているだけで幸せな気分になった。
「ありがとう。本当に嬉しいよ。」
「えへへー。
何をあげたらいいのか分からなかったんだけど、お花が嫌いな人って居ないでしょ?
自分で探してきて摘んだんだ。大好きなジーニアスが喜んでくれますようにって。」
「うん。ありがとう。アクア。」
ジーニアスがにこにこと笑みを浮べる。
アクアと他愛の無い話をしていると、研究所の戸が開く。
「あ。おはよーリヒター様ー!」
アクアが入ってきた人物―リヒターに気がつき、手を振る。
「おはよ。珍しいね。僕より遅いなんて。」
「ああ。少し用事があってな。」
リヒターが苦い顔をする。
「ふーん。あ。今日はどうする?
何処まで組み立てるの?」
「そうだな・・。」
鞄を下ろし、組み立て途中の機械へと目をむける。
「・・・4割まで進めたいと思う。」
「はーい。現在のところ、設計書に狂いはなし。よしよし。」
大きい板に貼ってある書き途中の設計書とくみ上げ途中の機械を数回見て一人うなづく。
「あと、今月中に一人新しいのが加わるかもしれない。」
そういうと、ジーニアスが凄く不思議そうな顔で、
「何故?」と言う。
「お前に相当負担をかけていると思ったからだ。」
「僕は全然。負担とか考えたことないんだけど。
あと、負担になるのであれば言うし。」
ジーニアスが頬を膨らませる。明らかに反対の顔だ。
「・・とりあえず。だ。2人より3人のほうが効率もあがる。」
「変わらないよ。リヒターの気まぐれによってこの機械できているんだもの。
僕じゃないと理解出来ないし。新しい人が来たとしても足手にしかなりません。
仕事の邪魔です。」
ぷいっとそっぽを向く。
「・・・今週に一人見学しにやってくる。
それだけ覚えておけ。」
そう言って自分の作業をするために機械へと向かう。
ちらりと横目でジーニアスの表情を伺うとやっぱり不服そうで、
頬を膨らせたままじっと設計図をにらみつけていた。
一人増やそうと思ったのはつい最近だ。
確かに今まで必要ないと思っていた。
が。あの日から。2月14日から何かが変わってしまったと思った。
ふと気がつくと夜中までジーニアスと一緒に仕事をしていた。
彼女は文句ひとつ言わないで当たり前のように手伝いをしてくれる。
夜食まで用意しせっせと自分を手伝ってくれている。
まだ18歳の子供だ。本当は早めに切り上げて同年代の子と遊んだりしたいハズなのに。
特に決まった休みもないのに彼女は毎日研究所にきては仕事をこなす。
たまに用事があるから休むと言うが、結局夕方には戻ってきて夕食の支度などをこなして持ってくる。
食事などは完全に彼女任せである。
昼間居ないと言うが、きちんとテーブルの上に2人分のサンドイッチやおにぎり。
簡易コンロにスープなどが置いてある。
以前は特に何も考えずにそれを受け取っていたが、
今思えば彼女が自分に「好意」を抱いているからの行動である。
そう、何か、自分に見返りがほしいための行動だと推測できる。
彼女が先日、自分に本命のをくれたが、彼女の本命はあの鳶色の魔剣士ではないのだろうか?
その鳶色の魔剣士からもらった髪飾りを大切に。毎日つけている。
それは彼がまだ好きだという証拠ではないのだろうか?
もし、自分とあの鳶色の魔剣士を重ねて想っているのであれば自分にはその想いに答えることは出来ない。
否、どうしたらいいのか分からないのだ。
本当はその細い身体を抱きしめてやりたいのに。
身代わりでも良いから何かしらしてあげたいと思うのに。
自分は誰からも愛されない。愛することも無いのだと思い込んで生きてきた代償。
結局、彼女を突き放すしかない。
そう頭の中で思うのだが、嫌だと声をあげる自分がいるのも現実。
ポケットの中に手を入れる。
カサリと硬い物が指先に当たる。
なんでこれを購入したのか分からなかった。
だけど欲しかった。
彼女がもし、これを受け取って付けて笑ってくれたら・・。
自分は彼女を受け入れることが出来るかもしれない。
正直になるには長い年月が必要だろう。
それでも待ってくれる可能性があるかもしれない。
そう、淡い希望が持てるのだ。
拒否されたら・・どうしようか・・とも思うが。
それでも自分から何かしらの意思表明をしないと駄目なのだろう。
そう、頭で分かっていても行動に繋げることが出来ない。
どうしたらいいのかわからない。
時間は刻々と過ぎてゆく。
昼飯が終わり、お茶という名前の休憩も終る。
アクアは始終良い子にしていた。
まぁ、薄荷の飴があったからだろう。
たまにジーニアスの服の裾を引っ張って話し相手になってもらっていたみたいだが。
現時点で必要なのはアクアの遊び相手だろうか?
いや、いっそのこと、食事や、身の回りの事とアクアの世話をジーニアスに任せてしまい、
設計図を描く人を入れたほうが良いのかもしれない。
というか、そんなことをしたらなんかジーニアスが妻でアクアが娘みたいじゃないか。
とか馬鹿げたことを考えてしまって作業する手がつい止まってしまう。
それはそれでいいのかもしれないと思うのが全て悪い。
アクアもジーニアスに懐いているし食事も旨い。
家事も得意で、自分の洗濯物や掃除などもこなしてくれている。
そう、考えると何処か夫婦のような。家族のような気がする。
別に籍を入れるだけなら構わない。
ただ、自分がどうジーニアスを扱えば良いのか分からないだけ。
というか、なんでこうぶっ飛んだことを考えているんだリヒター。
落ち着け。落ち着くんだ。
と一人スパナを握り締めて螺子をしっかりと留めた。
なんていうか、意識しすぎなんだ。自分は。
ジーニアスはいつもと同じなのに。
変わらないで毎日自分と顔を会わせて過ごしているのに。
仕事に集中しようと思っても何処か手が浮いてしまう。
一人悩んでどうしようかと考え込んでいるときだった。
「リヒター。ねぇ、リヒターったら!」
「あ・・なんだ?」
そう返事をすると、腰に手を当て、怪訝な顔をしたジーニアスが、
「晩御飯なんだけど。今食べる?後でにする?」
そういわれて窓を見ると三日月がぷかりと浮かんでいる。
「あ・・・食べる。」
テーブルを見るとアクアはすでに食べ終わったみたいで、満足そうに腹をさすっている。
食器を片付けた後、クッションを抱っこしてソファで眠るのだろう。
手を洗い、椅子に座るとアクアがデザートのオレンジゼリーを嬉しそうに直接口を付けて啜っていた。
「アクア。ちゃんと食べろ。」
「えー啜った方が美味しいんだもん。」
「駄目よーちゃんと行儀良く食べないと今度からデザート抜きですからね。」
そうジーニアスが言えばスプーンをさっさと握り締め、せっせと口に運ぶ。
こんないつもと同じやり取りのはずなのに何処か照れくさくなる。
「どうしたの?体調わるいの?」
リヒターの分のシチューを皿に盛りながらジーニアスが言う。
「いや。平気だ。」
そう返すと、「ならいいけど。」と返事と共にシチューがよそわれた皿が置かれる。
それに香ばしい匂いのするパンとポテトサラダ。
頂きますと言って食事を始める。
食べながらジーニアスをちらりと見る。
ジーニアスもすでに食事を終えたらしく、暇そうな感じがする。
「ねーねー本読んでよー。」
デザートを食べ終え、クッションを抱っこしたアクアが本をずいっとジーニアスに差し出す。
「うん。いいよ。」
本を受け取り、アクアに引っ張られるままソファへと移動する。
「この前の続き!」
ソファにねっころがったアクアがジーニアスを促す。
「はいはい。」
返事を返してページをめくる。
食事を取りながら本物の親子はこんな感じで食後を過ごすのだろうか?
そう、ぼんやりと思ってしまう。
というか、アクアが本当に精霊なのか疑ってしまうほど人間くさい行動をとるが。
昔からある読み上げられる物語を聞き流しながらあれこれつい考えてしまう。
もそもそと空になった皿。
お代わりが欲しいなと思ったら
「お代わりいる?」
とジーニアスの声。
「ああ。」
そう返して皿を渡す。
それを受け取り、簡易コンロの鍋からシチューを入れる。
タイミングの良さに少々驚きつつ、毎日そうだと感じる。
「はいどうぞー。アクアはぐっすり。」
うふふーと嬉しそうに笑う。
「あの子、本当に精霊なのかな?ほんっと僕たちと同じだよね。」
ジーニアスが言う。
「ああ。確かに精霊かどうか疑うな。」
似たようなことを思っていたんだと思うと少し顔がにやける。
「本当だよね。不思議。ずっと一緒に居るみたい。」
リヒターの正面の椅子に座り、食後のミルクのたっぷり入ったコーヒーを啜りつつ趣味である古い魔道書を眺め始める。
たまに小さくぱちりとマナがはじける。
無自覚のうちにマナを集めているのかもしれない。
自分には難しくて理解できない魔道書。
月に1度知り合いのエルフのところから新しい本を届けるついでに借りているらしい。
『そのエルフ・・男だったっけ・・?』
妙なところで考えてしまう。確か、ジーニアスと歳がどっこいどっこいの生粋のエルフ。
魔術の才能もあり、知識が豊富。個人戦闘も中々らしい。
『ジーニアスとはどういう関係なんだろうか・・・?』
ともやもやとした思考が産まれては蓄積される。
「なぁ・・。」
「ん?何?」
ジーニアスが顔を上げる。
正直、しまった。と思った。
聞けるわけが無い。
その本を借りてきているエルフの男とはどういう関係だ?
とかき聞けるわけがない。馬鹿だ。本当に馬鹿だとか思って黙っていると、
「あ。おかわり?まだあるよ。半分位にしとく?」
空の皿を見てジーニアスが言う。
「え・・ああ。」
皿を渡してほっと溜息。
なんでこう、可笑しな風に意識をしてしまうのだろうか?
わからない。
自分も食事が終わり、一息ついたところで食後のコーヒーをジーニアスが持ってくる。
いつものマグカップ。なのに量が少なめ。
「今日、沢山食べてお腹一杯でしょ?
物足りなかったらもう少し淹れてあげる。」
そう言って正面に腰を下ろし、何処から持ってきたのか薄い焼き菓子を食べながら本をめくる。
自分がコーヒーをすする音。
彼女が本をめくる音。
焼き菓子をかじる音しかない。
ポケットの中には渡したいものが入っている。
それを渡すのは今しかないような気がした。
立ち上がって、バレンタインデーのお返しだと言って渡すだけ。
たったそれだけなのに何故か緊張する。
コーヒーを一気に飲み干し、立ち上がる。
椅子ががたっと鳴る。
ジーニアスが顔をあげる。
「バレンタインデーのお返しだ。受け取れ。」
そう言ってびっくりしているジーニアスに押し付ける。
「あ・・・ありがとぅ・・。」
押し付けられた紙袋を見つめながら少々驚いた顔をする。
まるで、お返しがもらえるとは思っていなかったみたいだ。
「お前の3倍にはならないと思うが。一応渡しておく。」
「開けて良い?」
「お前にあげたヤツだ好きにしろ。」
そう言うとかさりと紙袋がこすれる音。
ジーニアスが中をのぞく。
はっと目を見開く。
そして、それをぎゅっと握り締めて下を向く。
機嫌を損ねたのだろうか?分からない。
ただ自分は呆然と突っ立っているだけだった。
袋の中を見た。
自分が今つけているのとは全く違うデザイン。
あぁ・・そうか。
自分が駄目だったんだ。そう思った。
これをずっとつけていることで彼は自分に待ち人がいるのだと思っていたのだろう。
だから自分の気持ちを見ないフリをしていたのかもしれない。
そう思うと涙が出てきた。
ぽたぽたと涙が流れる。
「っ!?」
リヒターが慌てる。多分、彼が慌てるとか相当珍しい現象だろう。
「おま・・!どうした?嫌だったか?」
そう問うとふるふると首を横に振る。
「じゃぁ・・どうした?何故?」
彼がこうして質問も投げてくるのは珍しい。
それだけ気にしてくれているのだろう。
そう思うだけで嬉しかった。
ねぇ。クラトスさん。
貴方最後にこう言ったよね?
「自分を・・忘れて良いから・・幸せになってくれ・・。」
そう小さく呟く。その意味が分からなかった4年前の自分。
なんで大好きな貴方のことを忘れないといけないのか理解出来なかった。
貴方以外の人と幸せにならないと駄目なのかわからなかった。
もしかしたら彼はすでに自分がリヒターに惹かれていることを感じていたのかもしれない。
「ごめん。泣き止むから。もうちょっと待って。」
そう今こぼしているのは彼へ別れの涙。
子供の恋愛からさよならしよう。
ぐいっと涙をぬぐって自分の頭へと手を伸ばす。
ずっと大切にしていた一番の宝物。
だったものをそっとはずす。
それを机に置き、紙袋の中から朱と淡い緑の入り混じったそれを取り出し、髪へとつける。
しゃらりと鳴る銀のそれとは全く違う大人しいイメージのもの。
淡い緑の細長い葉のようなものに朱の丸い飾りがいくつもちりばめられている。
「どう?似合う?」
顔をあげてにっこりと笑って。
何年待つのか分からない。だけどそれでもいい。
あの銀の髪飾りは彼が自分をイメージしたもの。
この朱と淡い緑の髪飾りは彼の所有物だという証のもの。
「そこそこ・・な。」
帰ってきた返事は微妙だが、そっぽを向いていることから推測してまずまず似合っているということだろう。
今日くらい似合っていると言ってくれれば良いのに。
仕方がないなぁと思うながらも愛しくて仕方がない。
「ねぇリヒター。僕がんばるね。」
「何を?」
恥ずかしいのかなんなのか。
もう良い時間なのに仕事に戻ったリヒターの背中をにこにこと見つめながら言う。
「いつか、リヒターに好きって言ってもらえるようにがんばるの。」
そう言うと、作業していた手が止まって居心地悪そうに身体を揺らせて、
「考えておく。」
そう言って作業を再開させた。
その返事だけで満足だ。
数日後、あの新メンバーの話はなくなった。
やったね!と大喜びしたのは内緒にしておく。
リヒターとアクアと僕。
この3人の空間を壊されたくない。
+++++++
ホワイトデーのお話。
すいません。
微妙にクラジニの膝枕の話と繋がってます。ええ。
そっち読んで無くても全然平気ですけどネ。
一応、バレンタインと対です。セットでフリーです。
というか、リヒターあれこれ考え(妄想?)すぎ。
いつか頭バーンってなりそう。
翌日から地味に独占欲が出てきてジーニアスにいいよる(からかう)
ゼロスに工具を全力顔面狙いで投げるとかは別のお話。
いや、ゼロスはただパーティー1なんか可哀想なジーニアスを
気遣って遊びに来ているだけなんですけどね。
ほら、親友ミトスがラスボスとかクラトス居なくなったとか。
地味に可哀想なので気遣ってあげているんだよとフォローしておく。
ゼロスってこういうやられやく似合うね!ナイスでばがめ!(ホメ言葉
余談ですが、リヒターは無自覚でジーニアス好きです。
鳶男の存在があったので無自覚で封じ込めたんだと思います。
おっとなぁ~☆←ちょ
言い訳が長いね・・・。コレ。
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