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プロフィール
HN:
水草蓮
性別:
女性
職業:
副団長
趣味:
もふ
自己紹介:
もふに夢中なダメ女。
でかいプリンをかたよー
プリン好きプレジニって出るあたいの携帯GJ!
なんの話題していたかわかるね!
プレジニは公式だよ
だって、プレセアさんたくましすぎる。
正直、普通にじにあすさん嫁がせるならプレセアに1票。
いや、プレセアなら幸せにしてくれる。
幸せな家庭を築いてくれる。
長男長女家族4人の幸せ一家。
萌える。
残業時間が40超えたよ!
なんとアニメが90本近く見れる時間なんだ。
アーク見たいよぉ…。
買ったのに…orz
来週は456買うぞ。
次回のテイルズはなんかいのまたと藤島で分かれるらしい。
あと、ウィーで出るとかでないとか…。
とりあえず、今年もクラジニで頑張るよ☆
あ。クラクロあげたいな…。
クラハレも一人ブーム。
もう、ほっといて下さい。
あたい、幸せだから。
残業なければなー!!
余談ですが、ハーレイさんはしいなばりの巨乳だと思いますたんぐ。
揉みたい。(変態っ!
貴族はちまちま…。
プリン好きプレジニって出るあたいの携帯GJ!
なんの話題していたかわかるね!
プレジニは公式だよ
だって、プレセアさんたくましすぎる。
正直、普通にじにあすさん嫁がせるならプレセアに1票。
いや、プレセアなら幸せにしてくれる。
幸せな家庭を築いてくれる。
長男長女家族4人の幸せ一家。
萌える。
残業時間が40超えたよ!
なんとアニメが90本近く見れる時間なんだ。
アーク見たいよぉ…。
買ったのに…orz
来週は456買うぞ。
次回のテイルズはなんかいのまたと藤島で分かれるらしい。
あと、ウィーで出るとかでないとか…。
とりあえず、今年もクラジニで頑張るよ☆
あ。クラクロあげたいな…。
クラハレも一人ブーム。
もう、ほっといて下さい。
あたい、幸せだから。
残業なければなー!!
余談ですが、ハーレイさんはしいなばりの巨乳だと思いますたんぐ。
揉みたい。(変態っ!
貴族はちまちま…。
PR
花嫁に与えた友達は友達というより、悪友になってしまった。
クラトス超反省。
++花嫁は田舎娘
着替えを終えて出てきたリカルドは少年に見えた。
降ろしていた前髪を立て、にこにことしながら、
「木登得意なんだって?
オレも得意なんだ。」
そう言ってジーニアスの腕を掴んで外に飛び出した。
「あ…ドレス汚れちゃう…。」
ジーニアスが今着ているちゃんとした服。
貰い物だが、綺麗なものを汚すのは気が引ける。
「大丈夫大丈夫。
さっき、沢山替えあったろ?」
彼女が言っているのはクローゼットにしまわれた大量のドレスを言っているのだろう。
「駄目。この服高いんだから。
僕も着替える。」
「…なんつーか、とことん貴族じゃないな。」
「そういうリカルドも。
まるで男の子だよ。」
ジーニアスが笑う。
「まーな。オレは男に産まれたかった。」
リカルドが少し寂しそうに言う。
「兄貴しかいないし、男だったらジーニアスみたいに可愛い嫁貰えたのにな。」
「またまた~。」
ジーニアスが笑う。
「着替えさせてね。
やっぱり汚れるの嫌だよ。」
「わかったわかった。」
リカルドが了解の返事を返し、ジーニアスがクローゼットに消えてからため息ついた。
「なんとか…笑うけどまだ駄目か。」
なかなか手強いみたいだ。
「庭の木はね。
一応全部登ったの。
それでね。この木が登りやすいしオススメかな?」
「うわぁ…でけー。」
リカルドが嬉しそうに言う。
「ウチで一番でかい木の3倍近くあるな。」
「大丈夫?結構高いよ?
初心者にはキツいかも。」
そう言われてむっとなる。
「オレに登れない木はないっ!
つーか、いつも登らせろってクラトス殿にたのんでも却下され続けていたからな。
しめしめ…。」
リカルドが両手をこすり合わせる。
「何処まで登るんだ?」
そう聞くと、スカートをまきあげ止めていたジーニアスが手を上へと向ける。
「あのてっぺん近い所まで。
お昼寝に最適。」
「…け…結構高いな…。」
リカルドがひきつる。
「どする?やめる?」
「な…登るに決まってんじゃん!」
リカルドがわたわたと返事を返す。
「よしっ。じゃ、お弁当と布とマットとか持ってこよ。」
「お弁当と布とマット…?」
リカルドが疑問符を浮かべながら言う。
「お弁当はお昼ご飯。あ。何時までいるの?
お昼…位一緒に…。
駄目かな?」
ジーニアスが泣きそうな顔をする。
「大丈夫。時間はたっぷり。
今日はジーニアスと友達になる為に来たしな。」
そう言うとジーニアスの目が丸くなり、
「友達…に?」
「そ。だから、ジーニアスの事沢山知りたいんだ。
時間沢山いるだろ?
あと、オレの事も知って欲しいし。
嫌か?」
そう問うと首をぶんぶんと横に振り、
「嬉しい!ずっと…一人だったから。
誰でもいいから話相手が欲しかったの。」
ジーニアスが泣きそうな顔になる。
「だぁ~!
とりあえず、一個わかったぞ。
ジーニアスは泣き虫だ。」
「なっ!違うもん!!」
ジーニアスが慌て顔を拭う。
「いんや。泣き虫。
ほら、弁当と布とマットとか必要なんだろ?」
ジーニアスの手を繋ぎ、引っ張る。
「行こう。
早く沢山ゆっくり話がしたいんだ。」
「うんっ!」
「でさ。お弁当はわかった。
外で食べるのは賛成だな。
で、布とマットは?」
二人で台所にサンドイッチとスコーンとお茶のお弁当を頼み、布とマットを取りに行く。
「前にクラトスさんが木登する時は念のために木の下にマットしきなさいって。
しないと木登禁止にするぞって言われたの。」
「心配性だよな。ヤツも。」
リカルドが苦笑する。
「本当だよね。
風で飛ばされて木に引っかかったクラトスさんの赤と青の横しましまパンツとってあげたの僕なのに。」
「赤と青の横しましま。
ぶふっ。まじか。」
リカルドが吹き出す。
「マジマジ。
他にも変なのばっかり。
ピンクの熊がお花畑でダンスしているのとか、カラフルな兎とか。
象の見たときは爆笑しちゃったけど。」
「クラトス殿のは象じゃないっ!てか?」
「やーん。そんなこと言ったらクラトスさん死んじゃうよ。」
二人でくすくすと笑いながらメイドに頼んで布と大量のマットとクッションを庭に運んだ。
「こんなにいらないのに…。」
積み上げられたふかふかの山。
「…なんか、適当に登ってダイブしたいな。」
「それ一番最初にやった。」
「あ。やっぱり?」
大量のふかふかクッションが木の下にしきつめられている。
それはもう、ダイブするしかなかった。
「勢いが良すぎてね。
クッション破けて真っ白の羽がぶわぁ~!って。」
ジーニアスが両手を広げる。
「それは…面白そうだな。」
リカルドが笑みを浮かべる。
「面白くないよ…。
散らばった羽がもったいなくて必死にかき集めたよ…。
破けたのもちゃんと修理して僕の部屋で使っているよ。」
「かき集めたのか。」
ジーニアスがわたわたとしながら怪我の心配をしてくるメイドやクラトスをよそに必死になって羽をかき集める姿は簡単に想像出来て、
「見たいな。
ジーニアスが必死になって羽かき集めるの。」
「うっわひっどい。
その時はリカルドも手伝ってよね!」
「わかってるって。
さてと…どう登ろうかなぁ…。」
リカルドがん~と思考を巡らせる。
「簡単だよ。着いてきて。」
ジーニアスが笑って木に足をかけた。
「ジーニアスはきっと前世は猿だな。」
リカルドがひきつりながら言う。
「えーこれ位簡単なのに。」
ぶらぶらと足を揺らせながらジーニアスが膨れる。
「いんや。絶対に猿。
木登上手な猿だな。
猿の中でも上手い猿。」
「僕が猿ならハーレイはなんだろ…。」
「ハーレイ?
ジーニアスの好きなヤツか?」
リカルドが面白そうに言う。
「違うよ。使用人。
って言っても友達とか兄弟みたいな感じ。
木登教えてくれたのもハーレイだよ。」
ジーニアスが嬉しそうに言う。
「僕ね。この木好きなんだ。
あっちに少しとんがった山見えるでしょ?
あそこの麓に家があるの。」
「随分と田舎だな。」
リカルドが数回瞬きをする。
「馬でも2日かかるよ。
遠いね。僕の家。」
そう寂しそうにぽつんと言う。
「リカルドの家は?どれ?」
ジーニアスが話題を変えようと話を降ってくる。
「え…たぶんあの青と緑の屋根かな?」
「左右に塔見たいなのがある家?」
「そうそう。
右はオレの部屋だよ。
今度おいで。」
「うん!
前々から素敵な家だなって思っていたんだ。
お城みたい。」
「城…か。」
リカルドがため息をつく。
「城じゃないぞ。
俺にとっては牢だな。
退屈で暇な毎日だ。
クラトス殿がジーニアスを嫁に貰ってくれて良かった。」
リカルドが言う。
「俺も一人だったんだ。
ずっと。」
「…そっか。同じなんだね。
僕とリカルド。」
ジーニアスが足をぶらぶらさせる。
「僕は村に帰れば友達いるけど、リカルドはずっと一人なんだよね。」
「ん。まーな。
だけどジーニアスっていう可愛くて木登上手で泣き虫な友達が出来た。
初めての友達だ。」
「んもう!泣き虫じゃないもん!」
ジーニアスがほほを膨らませる。
リカルドが笑う。
それにつられてジーニアスも笑う。
なんか嬉しくて楽しくて仕方がない。
「そろそろお昼だな。」
「うん。そうだね。」
ジーニアスが返事をする。
「さてと…どう降りるんだってジーニアス?」
ジーニアスが一点を見つめて動かない。
「どうしたんだっておい!」
ジーニアスがぴょんぴょんと枝から枝へととびうつり、
「ハーレイ!」
そう叫んで駆け寄ってきた青年の腕に飛込んだ。
++++
続くよ
今日は同窓会でした。
つーても、半数とはなんだかんだで会っているからなぁ…。
適当にいて、友達と遊んできました
メイトでトーンかいこんで、ゲーセンでナエトル&ポッチャマゲットだぜ!
うはうはでした。
また、遊んでください!
明日からまた仕事です。
ま…負けないんだからぁ!!
多分。
田舎娘。次回は4人でお茶して、都会編を終わりにして、バレンタインアップしたいです。
都会編残り2話が目安で。
田舎編は…5話でそのあとは未定。
もしかしたらリカルド編かも。
そーいや、仕事が忙しいと小説書きますな。
修羅場にならないと何もしないのか?あたし…orz
クラトス超反省。
++花嫁は田舎娘
着替えを終えて出てきたリカルドは少年に見えた。
降ろしていた前髪を立て、にこにことしながら、
「木登得意なんだって?
オレも得意なんだ。」
そう言ってジーニアスの腕を掴んで外に飛び出した。
「あ…ドレス汚れちゃう…。」
ジーニアスが今着ているちゃんとした服。
貰い物だが、綺麗なものを汚すのは気が引ける。
「大丈夫大丈夫。
さっき、沢山替えあったろ?」
彼女が言っているのはクローゼットにしまわれた大量のドレスを言っているのだろう。
「駄目。この服高いんだから。
僕も着替える。」
「…なんつーか、とことん貴族じゃないな。」
「そういうリカルドも。
まるで男の子だよ。」
ジーニアスが笑う。
「まーな。オレは男に産まれたかった。」
リカルドが少し寂しそうに言う。
「兄貴しかいないし、男だったらジーニアスみたいに可愛い嫁貰えたのにな。」
「またまた~。」
ジーニアスが笑う。
「着替えさせてね。
やっぱり汚れるの嫌だよ。」
「わかったわかった。」
リカルドが了解の返事を返し、ジーニアスがクローゼットに消えてからため息ついた。
「なんとか…笑うけどまだ駄目か。」
なかなか手強いみたいだ。
「庭の木はね。
一応全部登ったの。
それでね。この木が登りやすいしオススメかな?」
「うわぁ…でけー。」
リカルドが嬉しそうに言う。
「ウチで一番でかい木の3倍近くあるな。」
「大丈夫?結構高いよ?
初心者にはキツいかも。」
そう言われてむっとなる。
「オレに登れない木はないっ!
つーか、いつも登らせろってクラトス殿にたのんでも却下され続けていたからな。
しめしめ…。」
リカルドが両手をこすり合わせる。
「何処まで登るんだ?」
そう聞くと、スカートをまきあげ止めていたジーニアスが手を上へと向ける。
「あのてっぺん近い所まで。
お昼寝に最適。」
「…け…結構高いな…。」
リカルドがひきつる。
「どする?やめる?」
「な…登るに決まってんじゃん!」
リカルドがわたわたと返事を返す。
「よしっ。じゃ、お弁当と布とマットとか持ってこよ。」
「お弁当と布とマット…?」
リカルドが疑問符を浮かべながら言う。
「お弁当はお昼ご飯。あ。何時までいるの?
お昼…位一緒に…。
駄目かな?」
ジーニアスが泣きそうな顔をする。
「大丈夫。時間はたっぷり。
今日はジーニアスと友達になる為に来たしな。」
そう言うとジーニアスの目が丸くなり、
「友達…に?」
「そ。だから、ジーニアスの事沢山知りたいんだ。
時間沢山いるだろ?
あと、オレの事も知って欲しいし。
嫌か?」
そう問うと首をぶんぶんと横に振り、
「嬉しい!ずっと…一人だったから。
誰でもいいから話相手が欲しかったの。」
ジーニアスが泣きそうな顔になる。
「だぁ~!
とりあえず、一個わかったぞ。
ジーニアスは泣き虫だ。」
「なっ!違うもん!!」
ジーニアスが慌て顔を拭う。
「いんや。泣き虫。
ほら、弁当と布とマットとか必要なんだろ?」
ジーニアスの手を繋ぎ、引っ張る。
「行こう。
早く沢山ゆっくり話がしたいんだ。」
「うんっ!」
「でさ。お弁当はわかった。
外で食べるのは賛成だな。
で、布とマットは?」
二人で台所にサンドイッチとスコーンとお茶のお弁当を頼み、布とマットを取りに行く。
「前にクラトスさんが木登する時は念のために木の下にマットしきなさいって。
しないと木登禁止にするぞって言われたの。」
「心配性だよな。ヤツも。」
リカルドが苦笑する。
「本当だよね。
風で飛ばされて木に引っかかったクラトスさんの赤と青の横しましまパンツとってあげたの僕なのに。」
「赤と青の横しましま。
ぶふっ。まじか。」
リカルドが吹き出す。
「マジマジ。
他にも変なのばっかり。
ピンクの熊がお花畑でダンスしているのとか、カラフルな兎とか。
象の見たときは爆笑しちゃったけど。」
「クラトス殿のは象じゃないっ!てか?」
「やーん。そんなこと言ったらクラトスさん死んじゃうよ。」
二人でくすくすと笑いながらメイドに頼んで布と大量のマットとクッションを庭に運んだ。
「こんなにいらないのに…。」
積み上げられたふかふかの山。
「…なんか、適当に登ってダイブしたいな。」
「それ一番最初にやった。」
「あ。やっぱり?」
大量のふかふかクッションが木の下にしきつめられている。
それはもう、ダイブするしかなかった。
「勢いが良すぎてね。
クッション破けて真っ白の羽がぶわぁ~!って。」
ジーニアスが両手を広げる。
「それは…面白そうだな。」
リカルドが笑みを浮かべる。
「面白くないよ…。
散らばった羽がもったいなくて必死にかき集めたよ…。
破けたのもちゃんと修理して僕の部屋で使っているよ。」
「かき集めたのか。」
ジーニアスがわたわたとしながら怪我の心配をしてくるメイドやクラトスをよそに必死になって羽をかき集める姿は簡単に想像出来て、
「見たいな。
ジーニアスが必死になって羽かき集めるの。」
「うっわひっどい。
その時はリカルドも手伝ってよね!」
「わかってるって。
さてと…どう登ろうかなぁ…。」
リカルドがん~と思考を巡らせる。
「簡単だよ。着いてきて。」
ジーニアスが笑って木に足をかけた。
「ジーニアスはきっと前世は猿だな。」
リカルドがひきつりながら言う。
「えーこれ位簡単なのに。」
ぶらぶらと足を揺らせながらジーニアスが膨れる。
「いんや。絶対に猿。
木登上手な猿だな。
猿の中でも上手い猿。」
「僕が猿ならハーレイはなんだろ…。」
「ハーレイ?
ジーニアスの好きなヤツか?」
リカルドが面白そうに言う。
「違うよ。使用人。
って言っても友達とか兄弟みたいな感じ。
木登教えてくれたのもハーレイだよ。」
ジーニアスが嬉しそうに言う。
「僕ね。この木好きなんだ。
あっちに少しとんがった山見えるでしょ?
あそこの麓に家があるの。」
「随分と田舎だな。」
リカルドが数回瞬きをする。
「馬でも2日かかるよ。
遠いね。僕の家。」
そう寂しそうにぽつんと言う。
「リカルドの家は?どれ?」
ジーニアスが話題を変えようと話を降ってくる。
「え…たぶんあの青と緑の屋根かな?」
「左右に塔見たいなのがある家?」
「そうそう。
右はオレの部屋だよ。
今度おいで。」
「うん!
前々から素敵な家だなって思っていたんだ。
お城みたい。」
「城…か。」
リカルドがため息をつく。
「城じゃないぞ。
俺にとっては牢だな。
退屈で暇な毎日だ。
クラトス殿がジーニアスを嫁に貰ってくれて良かった。」
リカルドが言う。
「俺も一人だったんだ。
ずっと。」
「…そっか。同じなんだね。
僕とリカルド。」
ジーニアスが足をぶらぶらさせる。
「僕は村に帰れば友達いるけど、リカルドはずっと一人なんだよね。」
「ん。まーな。
だけどジーニアスっていう可愛くて木登上手で泣き虫な友達が出来た。
初めての友達だ。」
「んもう!泣き虫じゃないもん!」
ジーニアスがほほを膨らませる。
リカルドが笑う。
それにつられてジーニアスも笑う。
なんか嬉しくて楽しくて仕方がない。
「そろそろお昼だな。」
「うん。そうだね。」
ジーニアスが返事をする。
「さてと…どう降りるんだってジーニアス?」
ジーニアスが一点を見つめて動かない。
「どうしたんだっておい!」
ジーニアスがぴょんぴょんと枝から枝へととびうつり、
「ハーレイ!」
そう叫んで駆け寄ってきた青年の腕に飛込んだ。
++++
続くよ
今日は同窓会でした。
つーても、半数とはなんだかんだで会っているからなぁ…。
適当にいて、友達と遊んできました
メイトでトーンかいこんで、ゲーセンでナエトル&ポッチャマゲットだぜ!
うはうはでした。
また、遊んでください!
明日からまた仕事です。
ま…負けないんだからぁ!!
多分。
田舎娘。次回は4人でお茶して、都会編を終わりにして、バレンタインアップしたいです。
都会編残り2話が目安で。
田舎編は…5話でそのあとは未定。
もしかしたらリカルド編かも。
そーいや、仕事が忙しいと小説書きますな。
修羅場にならないと何もしないのか?あたし…orz
※あいどるとれんあいしているこうこうせいのくろうれんあいばなし
あいどるのおつむがよわめです。かわいそう。(まて
ジーニアスからの愛のこもりすぎたチョコ。
去年は顔よりでかいハートのチョコ。
とジーニアス。
ジーニアスは丁重に断り、でかいチョコは嘔吐と戦いながら3日で食った。
正直、死ぬ。そう思った記憶は生々しく、2月14日が近づくとため息が出た。
「どーしたんだよ。
ため息なんかさ。」
同級生のロイドが顔を覗きこんで言う。
「バレンタイン…だなって。」
「なんだよ朝から大量に貰ったクセに。
俺なんかコレットのいれて2個だぜ。」
「はぁ…。お前がうらやましい。」
ロッカーと机の横にあるフックに下がっている袋の中はおぞましいほどのチョコ。
去年はコレ以上+ジーニアスのでかチョコ。
よく、今いきているなと感心してしまう。
「後でまた貰うんだろ?
すげーな。
ゼロスより貰っているぜ。」
「あのアホと一緒にするな。
死ねる。」
リカルドが手をひらひらと降る。
「だよなー。俺もあそこまで堕ちたくはないな。」
「人間の恥だよな。」
「そうそう。」
本人がいたらクレームをどかどか言いそうな会話をしながらため息をまたつく。
帰りたくねー。
「ふふっふーん。」
ジーニアスは台所で鼻歌歌いながらしゃもじで鍋をかきまわす。
「リカルド早く帰ってこないかな?」
溶かしたチョコを型に入れ、冷蔵庫につっこんだ。
「うふふ~。はやく帰ってこーい。」
にんまりと台所で笑みを浮かべて使った鍋を片付け始めた。
「ただいま…。」
両手に大量のチョコ。
重くて肩が抜けそうである。
「おっかえり!」
ジーニアスがやっぱり元気良く出迎える。
「はぁ…。」
「なになに?
ジーニアスさんの可愛い顔見てため息出るほどいやされたの?
ぃやぁ~んお疲れさま。」
「すごい解釈だなオイ。」
「あれ?違ったの?」
ジーニアスがくりっとした目でリカルドを見る。
「お前からのが怖いんだよ。」
「あ。チョコ?
もう少しまってよ。
まだ固まってないの。」
ジーニアスが肩をすくめる。
「張り切りすぎちゃった。」
「マジでか…。はぁ。」
リカルドはがっくりと肩を落とした。
まだ固まってない。
とんでもなくでかいのが来そうだ。
「ん~また今年も大量だね。
リカルドかっこいいの分かっているけど嫉妬しちゃう。」
ジーニアスが綺麗に包装されている包みを眺める。
「…これは義理。これも義理。
これは叶わない本命。
あ。これもだ。」
「叶わないとかゆーな。
失礼だろ。」
リカルドがべしりとジーニアスを叩く。
「だって~本当だもん。
リカルドは僕のですからね。」
ジーニアスがふふんと豊かな胸をそらす。
「てか、僕よりリカルドにふさわしい女の子はいないんだから!」
「すっげー自身だな。」
リカルドがひきつりながら言う。
「だって。
本当だもん。違う?」
「俺グッズ捨てたら完璧だな。」
「あ。無理。」
ジーニアスが即答する。
「死んじゃう。
駄目駄目。捨てない。
むしろ、増やす。」
「捨てろ増やすなあほ娘っ!」
「いーやーだぁぁぁー!
ジーニアスさんはリカルドに監視されていないと嫌なの!
リカルドに24時間365日見られてないと死んじゃう!」
「なんの新しいプレイだっ!
破棄しないとチョコ受け取らないからな!」
「じゃーあげないもん!
それでもジーニアスさんの愛は不滅なんだから!」
「捨てろよ~!
お前の部屋、段々カオスが強まって行くぞ!
やばいって!」
「いゃあー!
僕の憩の空間を取らないでよあなた!」
「あなたって誰が結婚したか妄想娘!」
「親公認の仲じゃん!
あなた冷たいっ!」
ジーニアスがよよよと泣き崩れる。
「お前なぁ…。」
「あ。チョコ出来たかも。」
ジーニアスが立ち上がり、あー面白かったと言い残して台所へと去って行った。
「…暇つぶしかいっ!」
リカルドのツッコミが誰もいない広間に響いた。
「はい完成っと。
リカルド~食べよう。」
ジーニアスがパタパタとあれこれ持ってくる。
「今年はお菓子バイキング方式にしてみました。
毎年同じだとつまらないしね。」
ジーニアスが肩をすくめる。
ふわふわのスポンジにたっぷりとした生クリーム。
優しい食感のムースにさくさくのマカロン。
様々な種類のクッキー。
「…ただ、お前が食べたかっただけだろ?」
「うん。ついでにバレンタイン。
あ。これ。」
ジーニアスがどーんとリカルドの前にでかいザッハトルテをおく。
もちろん愛情だっぷりハートの形である。
「さぁめしあがれ!」
にこにこにこにこ…。
「いただきます。」
しばらく甘い物は見たくない。
そう思いながらでかいケーキにかぶりついた。
++++
かきおわったよー。
クラジニも書きたいが、ネタ落ちてこない。
むーん。
れでまいは今、弓使いやっています。
武具集める楽ですね。
あと、3つです。
40あれば楽勝ですね。
魔法とかがキツそー。
でも、ジーニアスとお揃いの称号欲しいのでがむばる。
あ。ロイド使っているよ
あいどるのおつむがよわめです。かわいそう。(まて
ジーニアスからの愛のこもりすぎたチョコ。
去年は顔よりでかいハートのチョコ。
とジーニアス。
ジーニアスは丁重に断り、でかいチョコは嘔吐と戦いながら3日で食った。
正直、死ぬ。そう思った記憶は生々しく、2月14日が近づくとため息が出た。
「どーしたんだよ。
ため息なんかさ。」
同級生のロイドが顔を覗きこんで言う。
「バレンタイン…だなって。」
「なんだよ朝から大量に貰ったクセに。
俺なんかコレットのいれて2個だぜ。」
「はぁ…。お前がうらやましい。」
ロッカーと机の横にあるフックに下がっている袋の中はおぞましいほどのチョコ。
去年はコレ以上+ジーニアスのでかチョコ。
よく、今いきているなと感心してしまう。
「後でまた貰うんだろ?
すげーな。
ゼロスより貰っているぜ。」
「あのアホと一緒にするな。
死ねる。」
リカルドが手をひらひらと降る。
「だよなー。俺もあそこまで堕ちたくはないな。」
「人間の恥だよな。」
「そうそう。」
本人がいたらクレームをどかどか言いそうな会話をしながらため息をまたつく。
帰りたくねー。
「ふふっふーん。」
ジーニアスは台所で鼻歌歌いながらしゃもじで鍋をかきまわす。
「リカルド早く帰ってこないかな?」
溶かしたチョコを型に入れ、冷蔵庫につっこんだ。
「うふふ~。はやく帰ってこーい。」
にんまりと台所で笑みを浮かべて使った鍋を片付け始めた。
「ただいま…。」
両手に大量のチョコ。
重くて肩が抜けそうである。
「おっかえり!」
ジーニアスがやっぱり元気良く出迎える。
「はぁ…。」
「なになに?
ジーニアスさんの可愛い顔見てため息出るほどいやされたの?
ぃやぁ~んお疲れさま。」
「すごい解釈だなオイ。」
「あれ?違ったの?」
ジーニアスがくりっとした目でリカルドを見る。
「お前からのが怖いんだよ。」
「あ。チョコ?
もう少しまってよ。
まだ固まってないの。」
ジーニアスが肩をすくめる。
「張り切りすぎちゃった。」
「マジでか…。はぁ。」
リカルドはがっくりと肩を落とした。
まだ固まってない。
とんでもなくでかいのが来そうだ。
「ん~また今年も大量だね。
リカルドかっこいいの分かっているけど嫉妬しちゃう。」
ジーニアスが綺麗に包装されている包みを眺める。
「…これは義理。これも義理。
これは叶わない本命。
あ。これもだ。」
「叶わないとかゆーな。
失礼だろ。」
リカルドがべしりとジーニアスを叩く。
「だって~本当だもん。
リカルドは僕のですからね。」
ジーニアスがふふんと豊かな胸をそらす。
「てか、僕よりリカルドにふさわしい女の子はいないんだから!」
「すっげー自身だな。」
リカルドがひきつりながら言う。
「だって。
本当だもん。違う?」
「俺グッズ捨てたら完璧だな。」
「あ。無理。」
ジーニアスが即答する。
「死んじゃう。
駄目駄目。捨てない。
むしろ、増やす。」
「捨てろ増やすなあほ娘っ!」
「いーやーだぁぁぁー!
ジーニアスさんはリカルドに監視されていないと嫌なの!
リカルドに24時間365日見られてないと死んじゃう!」
「なんの新しいプレイだっ!
破棄しないとチョコ受け取らないからな!」
「じゃーあげないもん!
それでもジーニアスさんの愛は不滅なんだから!」
「捨てろよ~!
お前の部屋、段々カオスが強まって行くぞ!
やばいって!」
「いゃあー!
僕の憩の空間を取らないでよあなた!」
「あなたって誰が結婚したか妄想娘!」
「親公認の仲じゃん!
あなた冷たいっ!」
ジーニアスがよよよと泣き崩れる。
「お前なぁ…。」
「あ。チョコ出来たかも。」
ジーニアスが立ち上がり、あー面白かったと言い残して台所へと去って行った。
「…暇つぶしかいっ!」
リカルドのツッコミが誰もいない広間に響いた。
「はい完成っと。
リカルド~食べよう。」
ジーニアスがパタパタとあれこれ持ってくる。
「今年はお菓子バイキング方式にしてみました。
毎年同じだとつまらないしね。」
ジーニアスが肩をすくめる。
ふわふわのスポンジにたっぷりとした生クリーム。
優しい食感のムースにさくさくのマカロン。
様々な種類のクッキー。
「…ただ、お前が食べたかっただけだろ?」
「うん。ついでにバレンタイン。
あ。これ。」
ジーニアスがどーんとリカルドの前にでかいザッハトルテをおく。
もちろん愛情だっぷりハートの形である。
「さぁめしあがれ!」
にこにこにこにこ…。
「いただきます。」
しばらく甘い物は見たくない。
そう思いながらでかいケーキにかぶりついた。
++++
かきおわったよー。
クラジニも書きたいが、ネタ落ちてこない。
むーん。
れでまいは今、弓使いやっています。
武具集める楽ですね。
あと、3つです。
40あれば楽勝ですね。
魔法とかがキツそー。
でも、ジーニアスとお揃いの称号欲しいのでがむばる。
あ。ロイド使っているよ
「台所何処?」
初夜を迎えた花嫁の朝一番の言葉だった。
+++花嫁は田舎娘
「…挨拶も無しでいきなりか。」
眠いと訴える目をぱちぱと瞬かせながらクラトスが言う。
「あと、その服はなんだ?」
「普段着。」
ジーニアスが当たり前のごとく言った。
黒のタートルネックのシャツと蒼のワンピース。
靴は底が薄く、ぺったんこだった。
どっからどう見ても田舎娘である。
「んでさ。朝ご飯作りたいの。
台所何処?
あと、お掃除道具と洗濯場所も。」
ばしばしと容赦なくクラトスの布団を叩く。
しばらく絶句していると
「邪魔っ!」
そう言ってクラトスの布団をひっぺがし、シーツと分けて籠の中に放り込んだ。
「答える気がないなら自分で探すもん!」
「それと私の布団を剥ぐ理由にはならない!」
クラトスが怒鳴る。
「煩い!さっさと起きて台所に案内しなさい。
さもないと…」
ジーニアスがどっからか持ち出した箒を構えて袖を捲る。
「貴方ごと掃除しますからねっ!」
「ここが台所だ。」
朝から嫁に負けたクラトス。
箒で叩かれ痛い頭を擦りながら台所へと花嫁を案内した。
台所ではすでに働く人で賑わっていた。
「ありがと。
やればちゃんと出来るじゃない。」
クラトスの肩をぽんと叩いて台所へと足を踏み込んだ。
屈辱的だ。
「すみません。」
くいっとエプロンを引っ張られる。
「今、忙しい。後にしろ。」
そう返すと、
「調理道具と食材借りてもらって良い?」
子供の声。
何馬鹿な事を言っている?
そう思って振り向くと、
「良い?」
「お…奥様っ?!」
台所がしん…と静まり返る。
「ねーパン一切れと卵一個。
駄目?」
くりっとした瞳をじっと向けてくる。
「使ったのも洗うからさ。
駄目?」
「い…いえ奥様!
朝食は私どもが作ります。」
慌て調理長が駆け寄る。
「いーの。
パンとジャムと目玉焼きがあれば。」
そう言って卵を一つとパンを一切れ手に取り、
「これ、借ります。」
そう言ってフライパンを取り、片手で起用に慣れた手付きで卵を割った。
「まったくお前は…。」
ナイフで卵を切り、口に運ぶ。
「うっさいな。
僕は僕のやり方が良いの。」
パンに持参した苺ジャムを塗り、はむっとかぶりつく。
甘い苺の香りが口一杯に広がり、パンの小麦粉の香りがゆっくりと苺を追いかけて抜けてゆく。
それを飲み下して、
「あと…。」
ジーニアスが口を尖らせる。
「そんな高い物怖くて食べられないもん!」
ジーニアスはとてつもなくマイペースだった。
メイド達に紛れ込み、きっちりメイド服を着込み楽しく掃除や洗濯をしたのはきてから1月に31日。
用は毎日。
木の上で昼寝してメイドやクラトスがわたわたしながら庭にクッションをしきつめたのは10回以上に及んだ。
クッションは全く必要なく、するすると普通に降りてきて、
クッションが汚れるじゃない!と怒っていた。
そのたびにクラトスが怒ったが、全てクラトスの敗北で終了した。
全部、
「その玉切り落としてやる…。」で。
もはや脅迫である。
2月たち、最初はもの珍しいそうにウロウロしていたジーニアスだが、自分の家が恋しくなってきたのか段々元気がなくなっていた。
自分の身の回りの事をこなすが、何処か不安そうで、何度も何度もやり直したり、
いらいらして、理由を聞いてきたクラトスにやつあたりして泣きわめいた。
それを慰めながらため息を一つつき、クラトスは手紙を書いた。
ジーニアスは限界だ。
知らない場所に一人。
最初は楽しいかもしれないが、元々のびのびと育てられたジーニアスには狭く、寂しいものになった。
これ以上この屋敷に閉じ込めて置くのは可哀想。
自分の手元にいて欲しいが、それは彼女に『死ね』と言うのと同じ。
かと言って自分はまだ動けない。
だから。
だから。
彼女に誰か友達を作らせようと考えた。
歳の近い少女。
ガランガランと鐘が来客を告げる。
「ジーニアス。」
「あ…何?」
また泣いていたのであろう。
ハンカチで涙を拭い、笑顔を向ける。
「また…泣いていたのか?」
「ち…違うもん!
埃が目に入ったの!」
ジーニアスがわたわたと言う。
泣いている事を隠そうとする。
心配させたくないのか。
それとも自分は信用出来ない人種だからか。
聞きたい衝動に刈られながらも用件を伝える。
「お前に紹介したい人がいるんだ。」
そう言ってドアを開ける。
「はじめまして。
リカルド・リーと言います。」
紫の肩まである髪。
両脇をさくらんぼの様なボンボンで止めてある。
髪より少し薄い紫水晶は暖かく、ジーニアスよりも少し年上。
若草色のドレスは少し丈が短く、茶の長いブーツが見えた。
身長は高めですっきりとした美人である。
「お前に紹介したくてな。
なんだその…話相手…とか欲しいだろ?
彼女位しかお前と歳の近い娘知らなくてな。
まぁ…その…なんだ…」
クラトスが困ったように頬をかく。
「あ…あとはすまないがリカルド嬢に任せた。」
そう言ってクラトスは逃げた。
「あ…。」
ジーニアスが逃げようとしたクラトスの服の裾を掴み損ねた腕をどうしようかと迷って下に降ろしてスカートを掴んだ。
「あー。男の前ってめんどくさいよな。」
リカルドがんーと伸びをして、
「椅子借りてよい?
足いったくってさ。」
あははと笑う。
「あ。リカルドで良いよ。」
「え…あ…うん。
椅子良いよ。」
「ありがと。
お出かけだからさ。
一応ちゃんとした恰好で出ないと親とか煩くてね。」
だーから嫁の貰い手が居ないのよーってと言いながら鞄を降ろし、中から膝丈位のズボンと底がぺったんこの靴を取り出す。
「ごめんね。
着替えたいの。場所借りていい?」
「うん。
こっち使って。」
クローゼットに案内し、通す。
「わぁ…凄いドレスの数だね。」
「うん。クラトスさんが一日に2枚のペースでくれるの。
貰っても着ないのに。」
それでも毎日持ってくる。
いつか、着てくれる事を楽しみにしながら。
「いらないって言っても。
毎日来るの。」
「ふーん。なるほど…。」
リカルドが呟く。
ジーニアスが首を傾げる。
「なんでもない。
借りるね。」
ジーニアスは頷いてクローゼットの戸を閉めた。
++++
続くよ。
一人楽しいです
自己満足
タイトル決めました。
花嫁は田舎娘です。
まんま。
リカルド嬢を出しました!
出そうと考えていたので満足
次はリカルド嬢とジーニアスが暴れて、もう一人出したら都会編終了。
田舎編に入りたいです。
田舎編の次は考えていないけど、またジーニアスがとんでもない事やらかしそうです。
学校行かせてあげたいなぁ…。
勉強はしたけど、学校は知らない。
みたいな。
とりあえず、田舎編早く書きたいけど、都会編仕上げな。
田舎編入るとカップル増えるしな(笑)
今回はギャグ少ないですな。
まぁ、これからの布石…と言う事で。
明日からまた仕事です。
んがまぁ、18日は皆と会えるので楽しみです
むふ
アッコ殺人事件面白かったですな。
犯人にはびっくりしたけど(笑)
初夜を迎えた花嫁の朝一番の言葉だった。
+++花嫁は田舎娘
「…挨拶も無しでいきなりか。」
眠いと訴える目をぱちぱと瞬かせながらクラトスが言う。
「あと、その服はなんだ?」
「普段着。」
ジーニアスが当たり前のごとく言った。
黒のタートルネックのシャツと蒼のワンピース。
靴は底が薄く、ぺったんこだった。
どっからどう見ても田舎娘である。
「んでさ。朝ご飯作りたいの。
台所何処?
あと、お掃除道具と洗濯場所も。」
ばしばしと容赦なくクラトスの布団を叩く。
しばらく絶句していると
「邪魔っ!」
そう言ってクラトスの布団をひっぺがし、シーツと分けて籠の中に放り込んだ。
「答える気がないなら自分で探すもん!」
「それと私の布団を剥ぐ理由にはならない!」
クラトスが怒鳴る。
「煩い!さっさと起きて台所に案内しなさい。
さもないと…」
ジーニアスがどっからか持ち出した箒を構えて袖を捲る。
「貴方ごと掃除しますからねっ!」
「ここが台所だ。」
朝から嫁に負けたクラトス。
箒で叩かれ痛い頭を擦りながら台所へと花嫁を案内した。
台所ではすでに働く人で賑わっていた。
「ありがと。
やればちゃんと出来るじゃない。」
クラトスの肩をぽんと叩いて台所へと足を踏み込んだ。
屈辱的だ。
「すみません。」
くいっとエプロンを引っ張られる。
「今、忙しい。後にしろ。」
そう返すと、
「調理道具と食材借りてもらって良い?」
子供の声。
何馬鹿な事を言っている?
そう思って振り向くと、
「良い?」
「お…奥様っ?!」
台所がしん…と静まり返る。
「ねーパン一切れと卵一個。
駄目?」
くりっとした瞳をじっと向けてくる。
「使ったのも洗うからさ。
駄目?」
「い…いえ奥様!
朝食は私どもが作ります。」
慌て調理長が駆け寄る。
「いーの。
パンとジャムと目玉焼きがあれば。」
そう言って卵を一つとパンを一切れ手に取り、
「これ、借ります。」
そう言ってフライパンを取り、片手で起用に慣れた手付きで卵を割った。
「まったくお前は…。」
ナイフで卵を切り、口に運ぶ。
「うっさいな。
僕は僕のやり方が良いの。」
パンに持参した苺ジャムを塗り、はむっとかぶりつく。
甘い苺の香りが口一杯に広がり、パンの小麦粉の香りがゆっくりと苺を追いかけて抜けてゆく。
それを飲み下して、
「あと…。」
ジーニアスが口を尖らせる。
「そんな高い物怖くて食べられないもん!」
ジーニアスはとてつもなくマイペースだった。
メイド達に紛れ込み、きっちりメイド服を着込み楽しく掃除や洗濯をしたのはきてから1月に31日。
用は毎日。
木の上で昼寝してメイドやクラトスがわたわたしながら庭にクッションをしきつめたのは10回以上に及んだ。
クッションは全く必要なく、するすると普通に降りてきて、
クッションが汚れるじゃない!と怒っていた。
そのたびにクラトスが怒ったが、全てクラトスの敗北で終了した。
全部、
「その玉切り落としてやる…。」で。
もはや脅迫である。
2月たち、最初はもの珍しいそうにウロウロしていたジーニアスだが、自分の家が恋しくなってきたのか段々元気がなくなっていた。
自分の身の回りの事をこなすが、何処か不安そうで、何度も何度もやり直したり、
いらいらして、理由を聞いてきたクラトスにやつあたりして泣きわめいた。
それを慰めながらため息を一つつき、クラトスは手紙を書いた。
ジーニアスは限界だ。
知らない場所に一人。
最初は楽しいかもしれないが、元々のびのびと育てられたジーニアスには狭く、寂しいものになった。
これ以上この屋敷に閉じ込めて置くのは可哀想。
自分の手元にいて欲しいが、それは彼女に『死ね』と言うのと同じ。
かと言って自分はまだ動けない。
だから。
だから。
彼女に誰か友達を作らせようと考えた。
歳の近い少女。
ガランガランと鐘が来客を告げる。
「ジーニアス。」
「あ…何?」
また泣いていたのであろう。
ハンカチで涙を拭い、笑顔を向ける。
「また…泣いていたのか?」
「ち…違うもん!
埃が目に入ったの!」
ジーニアスがわたわたと言う。
泣いている事を隠そうとする。
心配させたくないのか。
それとも自分は信用出来ない人種だからか。
聞きたい衝動に刈られながらも用件を伝える。
「お前に紹介したい人がいるんだ。」
そう言ってドアを開ける。
「はじめまして。
リカルド・リーと言います。」
紫の肩まである髪。
両脇をさくらんぼの様なボンボンで止めてある。
髪より少し薄い紫水晶は暖かく、ジーニアスよりも少し年上。
若草色のドレスは少し丈が短く、茶の長いブーツが見えた。
身長は高めですっきりとした美人である。
「お前に紹介したくてな。
なんだその…話相手…とか欲しいだろ?
彼女位しかお前と歳の近い娘知らなくてな。
まぁ…その…なんだ…」
クラトスが困ったように頬をかく。
「あ…あとはすまないがリカルド嬢に任せた。」
そう言ってクラトスは逃げた。
「あ…。」
ジーニアスが逃げようとしたクラトスの服の裾を掴み損ねた腕をどうしようかと迷って下に降ろしてスカートを掴んだ。
「あー。男の前ってめんどくさいよな。」
リカルドがんーと伸びをして、
「椅子借りてよい?
足いったくってさ。」
あははと笑う。
「あ。リカルドで良いよ。」
「え…あ…うん。
椅子良いよ。」
「ありがと。
お出かけだからさ。
一応ちゃんとした恰好で出ないと親とか煩くてね。」
だーから嫁の貰い手が居ないのよーってと言いながら鞄を降ろし、中から膝丈位のズボンと底がぺったんこの靴を取り出す。
「ごめんね。
着替えたいの。場所借りていい?」
「うん。
こっち使って。」
クローゼットに案内し、通す。
「わぁ…凄いドレスの数だね。」
「うん。クラトスさんが一日に2枚のペースでくれるの。
貰っても着ないのに。」
それでも毎日持ってくる。
いつか、着てくれる事を楽しみにしながら。
「いらないって言っても。
毎日来るの。」
「ふーん。なるほど…。」
リカルドが呟く。
ジーニアスが首を傾げる。
「なんでもない。
借りるね。」
ジーニアスは頷いてクローゼットの戸を閉めた。
++++
続くよ。
一人楽しいです
自己満足
タイトル決めました。
花嫁は田舎娘です。
まんま。
リカルド嬢を出しました!
出そうと考えていたので満足
次はリカルド嬢とジーニアスが暴れて、もう一人出したら都会編終了。
田舎編に入りたいです。
田舎編の次は考えていないけど、またジーニアスがとんでもない事やらかしそうです。
学校行かせてあげたいなぁ…。
勉強はしたけど、学校は知らない。
みたいな。
とりあえず、田舎編早く書きたいけど、都会編仕上げな。
田舎編入るとカップル増えるしな(笑)
今回はギャグ少ないですな。
まぁ、これからの布石…と言う事で。
明日からまた仕事です。
んがまぁ、18日は皆と会えるので楽しみです
むふ
アッコ殺人事件面白かったですな。
犯人にはびっくりしたけど(笑)