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プロフィール
HN:
水草蓮
性別:
女性
職業:
副団長
趣味:
もふ
自己紹介:
もふに夢中なダメ女。
昨日つーか今日もか。
ずっとアーク3やっていました。
昨日の12時過ぎから6時まで。
飯食ったりして皆いなくなった9時から日付変わって今、4時まで(笑)
散々やりましたよ!
エテル島から南スラート!
水の玉奪還やってそのあと依頼を少しやりました。
起きたらまたやろう。
やっぱり3は面白いですね!
サクサク進むしね!
攻略本あっても迷子になりましたが…。
あたしどんだけ…。
早くエルクに会いたいです
もへ
アレエル書きたくてしかたがない。
小説かけないので落書きしまくりです。
アークもまたちこっとやろうかな?
と言ってもびすた用のソフト出るまで待ちですが…。
痛いなぁ…。めそん。
つーことで寝ます。
ヲヤスミナサイ
某アニメ雑誌についてきたクラトスポスター(笑)
なんだこれ(笑)
ずっとアーク3やっていました。
昨日の12時過ぎから6時まで。
飯食ったりして皆いなくなった9時から日付変わって今、4時まで(笑)
散々やりましたよ!
エテル島から南スラート!
水の玉奪還やってそのあと依頼を少しやりました。
起きたらまたやろう。
やっぱり3は面白いですね!
サクサク進むしね!
攻略本あっても迷子になりましたが…。
あたしどんだけ…。
早くエルクに会いたいです
もへ
アレエル書きたくてしかたがない。
小説かけないので落書きしまくりです。
アークもまたちこっとやろうかな?
と言ってもびすた用のソフト出るまで待ちですが…。
痛いなぁ…。めそん。
つーことで寝ます。
ヲヤスミナサイ
某アニメ雑誌についてきたクラトスポスター(笑)
なんだこれ(笑)
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たららたったったーん♪
アークのテーマを歌ってみました。(わかんない
某大好きなアーエルサイト様が3年近くぶりに復活して昨日、きもちわるいくらいはっちゃけました。
アーエルにどっぷりつかりたいです悦。
リンク巡りしていたらトシュエルもあってウハウハ
アレエルないですね…。
アレクはストレートに言いそうです。
言えないならエルクご指名のハンター依頼だして、
「僕のお嫁さんになってください!」
「燃えかすになっちまえ!」
終了。(笑)
そんなの希望。
アーエルは悲恋ですよね…(;△;)
アークはにこにこしながら好きだよとか言ってて、エルクはへいへいとか言って流していそう。
んで、アーク死んでからやっと自分の気持ちに気がついてそれをズルズル引きずっていそう。
3でうだうだしていたのをアレクが引っ張って精霊の夢のところまで連れて行ってあげるんですよ!!!
そこでやっと自分の気持ち伝えてスッキリしたところでアレクがさくっといただくっと誾
超楽しいです。
語りは出てくるよ。
そーいや基本的にあたしは巨乳が好きなんですけど、エルクはぺたんこーが良い。
可愛いよ。
3になってもぺたんこー
リーザのみて、
「シャンテとおんなじ肉まんだな!」とか言えばいい。
肉まんって…;
ってリーザ焦る。
14であの乳は凄いですよね…。
特に西川アークは…。
やたらとえろい。
好きだよちくしょう!
漫画…そーいやそろってないなぁ…。
一気に読みたい。
そろえよう
ドSのスパロボ。
なんか不調見たいですね;
あんまり売れないって…;
マイナーすぎるのばっかりで微妙らしい。
むーん。微妙かぁ…。
買うかなぁ…。
どしよー。
昨日は早く帰れました
今日も帰れるみたいなので嬉しいです。
以上。
アークのテーマを歌ってみました。(わかんない
某大好きなアーエルサイト様が3年近くぶりに復活して昨日、きもちわるいくらいはっちゃけました。
アーエルにどっぷりつかりたいです悦。
リンク巡りしていたらトシュエルもあってウハウハ
アレエルないですね…。
アレクはストレートに言いそうです。
言えないならエルクご指名のハンター依頼だして、
「僕のお嫁さんになってください!」
「燃えかすになっちまえ!」
終了。(笑)
そんなの希望。
アーエルは悲恋ですよね…(;△;)
アークはにこにこしながら好きだよとか言ってて、エルクはへいへいとか言って流していそう。
んで、アーク死んでからやっと自分の気持ちに気がついてそれをズルズル引きずっていそう。
3でうだうだしていたのをアレクが引っ張って精霊の夢のところまで連れて行ってあげるんですよ!!!
そこでやっと自分の気持ち伝えてスッキリしたところでアレクがさくっといただくっと誾
超楽しいです。
語りは出てくるよ。
そーいや基本的にあたしは巨乳が好きなんですけど、エルクはぺたんこーが良い。
可愛いよ。
3になってもぺたんこー
リーザのみて、
「シャンテとおんなじ肉まんだな!」とか言えばいい。
肉まんって…;
ってリーザ焦る。
14であの乳は凄いですよね…。
特に西川アークは…。
やたらとえろい。
好きだよちくしょう!
漫画…そーいやそろってないなぁ…。
一気に読みたい。
そろえよう
ドSのスパロボ。
なんか不調見たいですね;
あんまり売れないって…;
マイナーすぎるのばっかりで微妙らしい。
むーん。微妙かぁ…。
買うかなぁ…。
どしよー。
昨日は早く帰れました
今日も帰れるみたいなので嬉しいです。
以上。
ウチのお嬢様は甘えん坊で泣き虫で。
それでいて強がり。
+++花嫁は田舎娘
「あ。クラトス殿。」
ハーレイがトマトを地面に埋めて証拠隠滅をしようとしているクラトスに声をかける。
「なんだ?
あ。トマトは気にしないでくれ。」
「トマト…は後でジーニアスに言いつけますよ。
食べ物を粗末にしたらいけないですからね。」
クラトスが一瞬悲惨な顔をしたが、大丈夫だろうとトマトを埋葬する。
迷わず成仏してくれ。
「で、話の続きですけど、ウチのお嬢様。
大丈夫ですか?」
一番心配している事。
ジーニアスは寂しがり屋さんだ。
いつも誰か一緒にいないと泣いてしまう位。
「…駄目かもしれないな。
正直。」
トマトを埋め終わり、手を水で洗う。
「彼女にこの家は狭くて広すぎる。
最初は珍しくて良かった。
だけど、慣れて来てから…よく泣くようになった。
イライラすることも増えた。
これ以上は可哀想だ。」
クラトスが吐き出すように言う。
感情がコントロール出来なくなったのか。
喜怒哀楽。とくに怒と哀が酷く、すぐ泣いたり怒ったり。
「かといって手放したくない…全て私のわがままだな。」
「そうですか…。
それであの手紙を?」
数日前、クラトスからセイジ夫妻宛に手紙が届いた。
ジーニアスをどう扱ったら良いのか分からない。
このままでは彼女が参ってしまう。
そちらに…行かせたほうが良いかどうか。
夫妻は散々悩んだ。
ジーニアスは大切な娘だ。
帰っておいでと言うのは簡単だ。
だけど、それで大人しく帰ってくる訳がない。
自分が選んだ道は変えない。
大丈夫。元気だよと言う返事が来るのであろう。
だったら誰か様子を見に行けば良い。
そう考えてジーニアスがなついている他人。
ハーレイに行ってもらう事にしたのである。
ハーレイならジーニアスを上手く見極める事が出来るであろうから。
「旦那様も奥様もジーニアスの好きなようにしたいそうだ。
帰りたいならそれで良し。
その時は援助は断ると言っていた。
ジーニアスを…身売りのように嫁がせた事をずっと後悔していた。」
「…そうか。」
彼女は守りたい故郷の為に莫大な援助と引換に嫁いだ。
身売り。そうジーニアスが初日苦笑しながら一回だけ呟いた。
お金が欲しくて‘僕’を貴方に売るの。
「今更援助を断つつもりはない。
彼女を手放す気もない。
まぁ…一時的なのは仕方がないが。
子供…が出来たら実家の方で産んで暫くはそっちで育てたほうが良いと思っている。
子供にも。ジーニアスにも。」
「それを聞いて安心しました。
なら、ジーニアスは大丈夫ですね。」
ハーレイがほっとため息をつく。
「ジーニアスは常に誰かの側にいさせてやってください。
学校とか行かせるのも良い手かと。
リカルド嬢という良い友達にも巡り会えたみたいだし。」
「学校か…それは思いつかなかった。」
クラトスがふむ…と考える。
「学校に行かせるのは良いが、学力…は大丈夫だろうか?」
「ジーニアスなら大丈夫ですよ。
セイジ家は元々学者の家ですから。
頭の良さは問題ありません。
劣っていてもすぐ抜きますよ。
家で暇しているみたいだし。
むしろ、勉強してたかもしれないし。
ジーニアス以外と勉強好きだから。」
「そうか…。
私は何も知らないな。
ジーニアスの事。」
クラトスが苦笑を浮かべる。
「一度、話し合ってみては?
ジーニアスもクラトス殿の事知りたいと思うし。」
「そうだな…知って欲しいし知りたいな。
よし。学校と話し合いだな。」
クラトスが頷く。
「そうそう。
あ。相談なんですけど、
どっか安い宿ないですかね?馬が大丈夫な。
納屋でも俺は構わないんですけど…。」
ハーレイが財布の中を考えながら言う。
節約出来るのであれば節約したい。
「あ。大丈夫でしたら納屋貸してください。」
「……ウチに泊まれば良い。
部屋はあまり余っているし、多分、ジーニアスがだだをこねるかと。」
「…ん…でもなぁ…邪魔したらクラトス殿に悪いでしょ。」
ハーレイがにんまりと笑みを浮かべる。
「…ジーニアスを一日や二日取られても大丈夫だ。」
クラトスがむすっとする。
「そうですか。
なら安心しました。」
ハーレイがにっこりと笑う。
「それではお言葉に甘えさせてもらいます。」
「ああ。あと、出来るものなら酒の相手を頼みたい。」
ジーニアスは飲むけど1杯でやめる。
なんでと聞いたら1杯で満足するから。と。
一人で飲むのはつまらない。
「それは喜んで。
旦那様から自家製のワインと蒸留酒を数本。」
ハーレイがそう言うと、
「それは…晩御飯が楽しみだ。」
クラトスがにんまりとした笑みを浮かべる。
なにしろ、ジーニアスからウチのお酒がすんごく美味しいんだから!
という自慢を沢山聞いていたから。
パタパタとジーニアスが丁度よく戻ってくる。
仲良く笑っている男二人組をみて、
「なになに?
もう仲良くなったの?」
そう言いながら当たり前のようにハーレイの背中にひっつく。
小さい頃から変わらないな。
そう思いながら、
「ジーニアス重い。
外出ないから太ったんじゃね?」
ハーレイが苦笑しながら言うと、
「失礼な!
多少は太ったというか、成長したというか…。」
もにょもにょとジーニアスが口の中で呟く。
「まー腹に脂肪貯めないようにな。」
「わかってるもん。」
ジーニアスがぶぅと膨れる。
「そうそう、先程、クラトス殿がその辺りにトマトを埋めていたぞ。
ねっ。」
ハーレイがジーニアスの矛先をクラトスに向ける。
「ふぅーん。」
ジーニアスが半眼でクラトスを睨む。
「いやな…そのだな。
埋めたらトマトなるかなぁ~って。」
クラトスが逃げ腰で言い訳をする。
「問答無用っ!
食べ物を粗末にしないっ!」
ジーニアスのとびげりがクラトスに当たった。
「…効果は抜群だ。
クラトスは倒れたっと。」
悶絶するクラトスを見ながらハーレイが面白そうに言った。
胸の辺りが痛い。
肉体的な痛みではなく、なんか痛い。
服を着替えようと思い、クローゼットを開く。
滅多に着ない綺麗なドレス。
「美人さん…か。」
ハーレイの笑顔がふと浮かぶ。
「なっ…!」
心拍数が上がって、顔が熱い。
「俺…病気かな?」
ドレスを手に取り、鏡の中の自分に着せてみる。
立てていた髪をわしゃっ…と潰してみたらウェーブかかった見たいで。
「…綺麗なんかじゃない。
美人でもない。」
ぎゅっと手を握りしめる。
「着替えて母様に相談しよ。」
簡素な服を脱ぎ捨て綺麗なドレスに着替える。
櫛で髪を整え、母親の部屋へ。
「あら…リカちゃんどうしたの?
ドレスなんか着ちゃって。」
読んでいた本に銀の栞をはさんで珍しくやってきた愛娘をまねきいれる。
「あのね。なんか俺、おかしいんだ。」
ぎゅっとスカート握りしめる。
「友達が出来たんだ。
クラトス殿の嫁さんで俺より2つも下でね。
泣き虫で甘えん坊で。
すごく可愛いんだ。」
「まぁ。クラトス殿の奥様?
確か、セイジ家のご令嬢よね。
むかし、お世話になったわ。」
母親が懐かしそうに言う。
「そうなのか?」
リカルドが嬉しそうに言い、母親の隣に座る。
「ええ。よくして貰ったわ。
それで、セイジ家のご令嬢がどうかしたの?」
「あ。そうそう。
今日、初めて会ったんだけど仲良くなってな。
そしたら、ジーニアス…あ。名前ジーニアスって言うんだ。」
「そうなの?
そうね。クロイツ様がつけそうな名前だわ。」
「クロイツ?ジーニアスのお父様か?」
リカルドが聞く。
「ええ。よく、遊んで貰ったの。
バージニア。ジーニアス嬢のお母様ね。
幼なじみなの。」
懐かし思い出。
一番きらきらとしていた。
「えっと、それで、
今日、ジーニアスの使用人兼友人が来たんだ。
ハーレイって言うの。」
「使用人兼友人って言うのがセイジ家らしいわね。」
母親がくすくすと笑う。
「それで。どうしたの?」
「ハーレイが…気になるんだ。」
ぎゅっと手を握りしめる。
「見ていたいんだけど、見たくなくて、
目があうと思いっきりそらしちゃって…。
なんか、胸が苦しいんだ。
ジーニアスは…俺がハーレイの事好きになったって言うんだけど、よくわからなくって。」
ぽてっと寄りかかってくる。
男兄弟しかいない家。
男まさりで嫁に行けるかどうか心配だった。
「そう…リカちゃんはその人の側にいたい?」
ゆっくりと自分と同じ紫の髪をなでる。
ワックスを使ったのであろう。
少しごわごわしている。
「いたい。側に。」
真っ直ぐな視線。
「じゃあ、リカちゃんはその人の事好きよ。」
母親がにっこりと笑みを浮かべる。
「大丈夫。自分を信じて?」
ゆっくりと手を重ねる。
「貴女の好きな恋愛をしてね。
貴女までこの家に縛られる事ないわ。
この家には頼もしいお兄様が沢山いるんですもの。
ね?」
そういうとこくりと頷き、
「頑張ってみる。」
そう言って笑った。
大丈夫。
この気持は嘘じゃない。
+++++
つーことでやっと仕上がりました。
学校フラグがたちましたね。
ありゃまー。
増やしてしまった自爆。
自爆は死ぬほど痛いぞ…!
次はお買い物。
果たしてリカルド嬢は逃げずに買い物出来るのか!?
そしてとびげりをくらったクラトスの運命やいかに!?
パソコン買いました。
ノートです。富士通です。
Macノートが10万以下で欲しかったけど、Excel使いたいので、諦めました。
ううっ…。未練あるよ。
だけど、Mac用のIllustrator&Photoshop買うのかと思うとねぇ…?
13万Office搭載のを買いました。
手持ちギリギリ。
それでいて強がり。
+++花嫁は田舎娘
「あ。クラトス殿。」
ハーレイがトマトを地面に埋めて証拠隠滅をしようとしているクラトスに声をかける。
「なんだ?
あ。トマトは気にしないでくれ。」
「トマト…は後でジーニアスに言いつけますよ。
食べ物を粗末にしたらいけないですからね。」
クラトスが一瞬悲惨な顔をしたが、大丈夫だろうとトマトを埋葬する。
迷わず成仏してくれ。
「で、話の続きですけど、ウチのお嬢様。
大丈夫ですか?」
一番心配している事。
ジーニアスは寂しがり屋さんだ。
いつも誰か一緒にいないと泣いてしまう位。
「…駄目かもしれないな。
正直。」
トマトを埋め終わり、手を水で洗う。
「彼女にこの家は狭くて広すぎる。
最初は珍しくて良かった。
だけど、慣れて来てから…よく泣くようになった。
イライラすることも増えた。
これ以上は可哀想だ。」
クラトスが吐き出すように言う。
感情がコントロール出来なくなったのか。
喜怒哀楽。とくに怒と哀が酷く、すぐ泣いたり怒ったり。
「かといって手放したくない…全て私のわがままだな。」
「そうですか…。
それであの手紙を?」
数日前、クラトスからセイジ夫妻宛に手紙が届いた。
ジーニアスをどう扱ったら良いのか分からない。
このままでは彼女が参ってしまう。
そちらに…行かせたほうが良いかどうか。
夫妻は散々悩んだ。
ジーニアスは大切な娘だ。
帰っておいでと言うのは簡単だ。
だけど、それで大人しく帰ってくる訳がない。
自分が選んだ道は変えない。
大丈夫。元気だよと言う返事が来るのであろう。
だったら誰か様子を見に行けば良い。
そう考えてジーニアスがなついている他人。
ハーレイに行ってもらう事にしたのである。
ハーレイならジーニアスを上手く見極める事が出来るであろうから。
「旦那様も奥様もジーニアスの好きなようにしたいそうだ。
帰りたいならそれで良し。
その時は援助は断ると言っていた。
ジーニアスを…身売りのように嫁がせた事をずっと後悔していた。」
「…そうか。」
彼女は守りたい故郷の為に莫大な援助と引換に嫁いだ。
身売り。そうジーニアスが初日苦笑しながら一回だけ呟いた。
お金が欲しくて‘僕’を貴方に売るの。
「今更援助を断つつもりはない。
彼女を手放す気もない。
まぁ…一時的なのは仕方がないが。
子供…が出来たら実家の方で産んで暫くはそっちで育てたほうが良いと思っている。
子供にも。ジーニアスにも。」
「それを聞いて安心しました。
なら、ジーニアスは大丈夫ですね。」
ハーレイがほっとため息をつく。
「ジーニアスは常に誰かの側にいさせてやってください。
学校とか行かせるのも良い手かと。
リカルド嬢という良い友達にも巡り会えたみたいだし。」
「学校か…それは思いつかなかった。」
クラトスがふむ…と考える。
「学校に行かせるのは良いが、学力…は大丈夫だろうか?」
「ジーニアスなら大丈夫ですよ。
セイジ家は元々学者の家ですから。
頭の良さは問題ありません。
劣っていてもすぐ抜きますよ。
家で暇しているみたいだし。
むしろ、勉強してたかもしれないし。
ジーニアス以外と勉強好きだから。」
「そうか…。
私は何も知らないな。
ジーニアスの事。」
クラトスが苦笑を浮かべる。
「一度、話し合ってみては?
ジーニアスもクラトス殿の事知りたいと思うし。」
「そうだな…知って欲しいし知りたいな。
よし。学校と話し合いだな。」
クラトスが頷く。
「そうそう。
あ。相談なんですけど、
どっか安い宿ないですかね?馬が大丈夫な。
納屋でも俺は構わないんですけど…。」
ハーレイが財布の中を考えながら言う。
節約出来るのであれば節約したい。
「あ。大丈夫でしたら納屋貸してください。」
「……ウチに泊まれば良い。
部屋はあまり余っているし、多分、ジーニアスがだだをこねるかと。」
「…ん…でもなぁ…邪魔したらクラトス殿に悪いでしょ。」
ハーレイがにんまりと笑みを浮かべる。
「…ジーニアスを一日や二日取られても大丈夫だ。」
クラトスがむすっとする。
「そうですか。
なら安心しました。」
ハーレイがにっこりと笑う。
「それではお言葉に甘えさせてもらいます。」
「ああ。あと、出来るものなら酒の相手を頼みたい。」
ジーニアスは飲むけど1杯でやめる。
なんでと聞いたら1杯で満足するから。と。
一人で飲むのはつまらない。
「それは喜んで。
旦那様から自家製のワインと蒸留酒を数本。」
ハーレイがそう言うと、
「それは…晩御飯が楽しみだ。」
クラトスがにんまりとした笑みを浮かべる。
なにしろ、ジーニアスからウチのお酒がすんごく美味しいんだから!
という自慢を沢山聞いていたから。
パタパタとジーニアスが丁度よく戻ってくる。
仲良く笑っている男二人組をみて、
「なになに?
もう仲良くなったの?」
そう言いながら当たり前のようにハーレイの背中にひっつく。
小さい頃から変わらないな。
そう思いながら、
「ジーニアス重い。
外出ないから太ったんじゃね?」
ハーレイが苦笑しながら言うと、
「失礼な!
多少は太ったというか、成長したというか…。」
もにょもにょとジーニアスが口の中で呟く。
「まー腹に脂肪貯めないようにな。」
「わかってるもん。」
ジーニアスがぶぅと膨れる。
「そうそう、先程、クラトス殿がその辺りにトマトを埋めていたぞ。
ねっ。」
ハーレイがジーニアスの矛先をクラトスに向ける。
「ふぅーん。」
ジーニアスが半眼でクラトスを睨む。
「いやな…そのだな。
埋めたらトマトなるかなぁ~って。」
クラトスが逃げ腰で言い訳をする。
「問答無用っ!
食べ物を粗末にしないっ!」
ジーニアスのとびげりがクラトスに当たった。
「…効果は抜群だ。
クラトスは倒れたっと。」
悶絶するクラトスを見ながらハーレイが面白そうに言った。
胸の辺りが痛い。
肉体的な痛みではなく、なんか痛い。
服を着替えようと思い、クローゼットを開く。
滅多に着ない綺麗なドレス。
「美人さん…か。」
ハーレイの笑顔がふと浮かぶ。
「なっ…!」
心拍数が上がって、顔が熱い。
「俺…病気かな?」
ドレスを手に取り、鏡の中の自分に着せてみる。
立てていた髪をわしゃっ…と潰してみたらウェーブかかった見たいで。
「…綺麗なんかじゃない。
美人でもない。」
ぎゅっと手を握りしめる。
「着替えて母様に相談しよ。」
簡素な服を脱ぎ捨て綺麗なドレスに着替える。
櫛で髪を整え、母親の部屋へ。
「あら…リカちゃんどうしたの?
ドレスなんか着ちゃって。」
読んでいた本に銀の栞をはさんで珍しくやってきた愛娘をまねきいれる。
「あのね。なんか俺、おかしいんだ。」
ぎゅっとスカート握りしめる。
「友達が出来たんだ。
クラトス殿の嫁さんで俺より2つも下でね。
泣き虫で甘えん坊で。
すごく可愛いんだ。」
「まぁ。クラトス殿の奥様?
確か、セイジ家のご令嬢よね。
むかし、お世話になったわ。」
母親が懐かしそうに言う。
「そうなのか?」
リカルドが嬉しそうに言い、母親の隣に座る。
「ええ。よくして貰ったわ。
それで、セイジ家のご令嬢がどうかしたの?」
「あ。そうそう。
今日、初めて会ったんだけど仲良くなってな。
そしたら、ジーニアス…あ。名前ジーニアスって言うんだ。」
「そうなの?
そうね。クロイツ様がつけそうな名前だわ。」
「クロイツ?ジーニアスのお父様か?」
リカルドが聞く。
「ええ。よく、遊んで貰ったの。
バージニア。ジーニアス嬢のお母様ね。
幼なじみなの。」
懐かし思い出。
一番きらきらとしていた。
「えっと、それで、
今日、ジーニアスの使用人兼友人が来たんだ。
ハーレイって言うの。」
「使用人兼友人って言うのがセイジ家らしいわね。」
母親がくすくすと笑う。
「それで。どうしたの?」
「ハーレイが…気になるんだ。」
ぎゅっと手を握りしめる。
「見ていたいんだけど、見たくなくて、
目があうと思いっきりそらしちゃって…。
なんか、胸が苦しいんだ。
ジーニアスは…俺がハーレイの事好きになったって言うんだけど、よくわからなくって。」
ぽてっと寄りかかってくる。
男兄弟しかいない家。
男まさりで嫁に行けるかどうか心配だった。
「そう…リカちゃんはその人の側にいたい?」
ゆっくりと自分と同じ紫の髪をなでる。
ワックスを使ったのであろう。
少しごわごわしている。
「いたい。側に。」
真っ直ぐな視線。
「じゃあ、リカちゃんはその人の事好きよ。」
母親がにっこりと笑みを浮かべる。
「大丈夫。自分を信じて?」
ゆっくりと手を重ねる。
「貴女の好きな恋愛をしてね。
貴女までこの家に縛られる事ないわ。
この家には頼もしいお兄様が沢山いるんですもの。
ね?」
そういうとこくりと頷き、
「頑張ってみる。」
そう言って笑った。
大丈夫。
この気持は嘘じゃない。
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学校フラグがたちましたね。
ありゃまー。
増やしてしまった自爆。
自爆は死ぬほど痛いぞ…!
次はお買い物。
果たしてリカルド嬢は逃げずに買い物出来るのか!?
そしてとびげりをくらったクラトスの運命やいかに!?
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Macノートが10万以下で欲しかったけど、Excel使いたいので、諦めました。
ううっ…。未練あるよ。
だけど、Mac用のIllustrator&Photoshop買うのかと思うとねぇ…?
13万Office搭載のを買いました。
手持ちギリギリ。