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プロフィール
HN:
水草蓮
性別:
女性
職業:
副団長
趣味:
もふ
自己紹介:
もふに夢中なダメ女。
小話。
日記は前のヤツ。
***************
「ねーリヒター。
髪を少し切ろうと思うの。手伝って。」
鋏を持ったジーニアスが言う。
「何故、切るんだ?」
綺麗なのにという言葉を飲み込みながら聞く。
「邪魔じゃない。
あと、毛先が傷んできちゃったし。」
ジーニアスが髪を摘まんでため息をつく。
「毛先だけでも揃えたいの。
だから手伝って。」
鋏を机に置き、背もたれのない丸椅子に腰を下ろす。
「毎日櫛通すのも大変なんだよね。
いっそのこと、肩まで切ろうかな?」
ジーニアスがさらりと恐ろしい事を言う。
「…少し待ってろ。」
「ん?」
リヒターが別室へと引き上げ、何か小箱を持ってくる。
それを机に置き、箱を開く。
きらきらとした大量の髪飾りやピン。
「こんなにたくさん…どうしたの?」
そう問いを投げてくるジーニアスを無視して髪留めのピンをいくつか掴み、ジーニアスの後ろへと回る。
櫛で手早に。
それでも丁寧に髪をすき、ピンでバシバシ留め、まとめあげる。
最後に付き合い始めにあげたバレッタでひとつまとめにした髪を留めて完了。
「めんどくさいなら俺がしてやる。」
予想外過ぎるほどリヒターの鮮やかな手付きに硬直していたジーニアスがはっと我に返り、
「ありがとう。」
そう言う。
「気にするな。」
そう言って小箱を抱えて別室へと行ってしまった。
彼は髪を切るのを反対したいのだろう。
理由は分からないけれどただ単純に嬉しかった。
つい、笑みが溢れてしまう。
明日から彼に頼もう。
そう思いながらリヒターを追いかけて別室へと足を向けた。
ただ嬉しかっただけ。
彼が気にかけてくれているという事が。
自分の為に時間を割いてくれるという事が。
++++++
げろあまリヒジニ。
自家発電。
みんなもりひじににはまろうぜ!
日記は前のヤツ。
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「ねーリヒター。
髪を少し切ろうと思うの。手伝って。」
鋏を持ったジーニアスが言う。
「何故、切るんだ?」
綺麗なのにという言葉を飲み込みながら聞く。
「邪魔じゃない。
あと、毛先が傷んできちゃったし。」
ジーニアスが髪を摘まんでため息をつく。
「毛先だけでも揃えたいの。
だから手伝って。」
鋏を机に置き、背もたれのない丸椅子に腰を下ろす。
「毎日櫛通すのも大変なんだよね。
いっそのこと、肩まで切ろうかな?」
ジーニアスがさらりと恐ろしい事を言う。
「…少し待ってろ。」
「ん?」
リヒターが別室へと引き上げ、何か小箱を持ってくる。
それを机に置き、箱を開く。
きらきらとした大量の髪飾りやピン。
「こんなにたくさん…どうしたの?」
そう問いを投げてくるジーニアスを無視して髪留めのピンをいくつか掴み、ジーニアスの後ろへと回る。
櫛で手早に。
それでも丁寧に髪をすき、ピンでバシバシ留め、まとめあげる。
最後に付き合い始めにあげたバレッタでひとつまとめにした髪を留めて完了。
「めんどくさいなら俺がしてやる。」
予想外過ぎるほどリヒターの鮮やかな手付きに硬直していたジーニアスがはっと我に返り、
「ありがとう。」
そう言う。
「気にするな。」
そう言って小箱を抱えて別室へと行ってしまった。
彼は髪を切るのを反対したいのだろう。
理由は分からないけれどただ単純に嬉しかった。
つい、笑みが溢れてしまう。
明日から彼に頼もう。
そう思いながらリヒターを追いかけて別室へと足を向けた。
ただ嬉しかっただけ。
彼が気にかけてくれているという事が。
自分の為に時間を割いてくれるという事が。
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げろあまリヒジニ。
自家発電。
みんなもりひじににはまろうぜ!
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