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プロフィール
HN:
水草蓮
性別:
女性
職業:
副団長
趣味:
もふ
自己紹介:
もふに夢中なダメ女。
ラタエンディングあたり。
なんてか、うん。
うひゃひゃww
》》》》》
「彼の変わりにこれを。」
右手を差し出す。
ラタトスクが眉をしかめる。
「エクスフィアを。
これは僕のマナを大量に吸収してる。」
黄金の太陽みたいな輪の中心にある蒼い禁断の石。
「マナを集めて蓄えるのに持ってこいだと思うんだけど。」
「…これを失ったらお前はどうなる?」
ラタトスクが訪ねる。
「普通のハーフエルフより魔力の強い女の子に戻るだけ。」
ジーニアスが苦笑を浮かべる。
「遅かれ早かれ最終的にはこれを破壊しなきゃいけないの。
だけど…これ壊すのも壊されるのも嫌なんだ。」
自分を孫のように可愛がってくれた優しい老婆。
自分の愚かな行動により命を落とした。
そしてその命で自分は生きている。
「ただ破壊されるより、世界の為に使いたいの。」
新しく世界の理を構築する基盤に。
きっと許してくれるだろう。
「その代わり、リヒターに守って貰おうかと。」
そう言ってリヒターへと視線を向ける。
「エクスフィアの蓄積したマナはもって150年。
150年過ぎたらここに戻れば?」
「随分と簡単に言うな。」
ラタトスクが苦笑を浮かべる。
最後の最後まで残ってそれを提案するとは。
「150年後のお前はどうする?」
そう尋ねると
「いい男捕まえて子供と幸せに暮らしてるの。」
そう、胸を張って言い切る。
「お金持ちで強くて優しくて超イケメンとね。」
「言い切ったな。」
リヒターが苦笑を浮かべラタトスクへと視線を向ける。
彼女の申し出は嬉しいが、自分が今までしてきた悪事の数々を考えると外の世界に戻るなど甘すぎるような気がする。
「ラタトスク。
決断はお前に任せる。」
そう言うと眉をぴくりと動かし、何かを考えるようにラタトスクがリヒターを見る。
その視線に苦笑を浮かべつつ
「お前の気持ちもあるだろ…?」
そう返すとラタトスクは目を伏せた。
ラタトスクがジーニアスという人物に惹かれている。
のは確か。
それが人としての好意か。
それとも大量のマナを保有しているからなのかは分からないが。
だけど確かにラタトスクはジーニアスに特殊な想いを抱いている。
「…俺はここに居ないと門が開く。」
ぽつりと呟くような言葉。
色々考えたのだろう。
彼女を手放したくない。
また一人になる。
だけど世界を壊したくない。
「150年なんかあっという間だ。
行け。」
ラタトスクがそう言い、視線を逸らす。
「その…あの人間には悪かった。そう思っている。」
それが彼の人生を狂わせた。
「だから…行け。」
「ラタトスク…。」
あの傲慢な精霊が謝罪の言葉を言い、償いをしたいと。
「ジーニアス。
そいつが150年間きちんと生きられるよう見張ってくれ。」
「…うん。分かった。」
ジーニアスが笑顔で頷く。
「リヒターが150年間きちんと生きられるかどうか見張る。
僕とラタの契約ね。」
そう言って手からエクスフィアをそっと取り外す。
「だからお願い。世界を…救って…?」
ぎゅっとラタトスクの手を握りしめる。
「わかった。」
そう返して手を握り返す。
「また…150年後に。」
ジーニアスが微笑む。
「あぁ…150年後に。」
そう返して手を離した。
扉が閉まる。
魔界の名残の光が消えるのを待ち、大きく背伸びをする。
「これから…どうするんだ?」
リヒターがジーニアスに問う。
「わかんない。」
カラッとした返事に眉を潜める。
「ゼロから始めるのが一番いいかなぁと。」
「…適当なことをよくもまぁ。」
リヒターが呆れた口調で言う。
「だって。これからリヒターのヒトとしての人生が始まるんだよ?
僕が決めたら意味ないじゃん。」
そう言われてふと納得する。
「さぁリヒター。
君のヒトとしての人生の第一歩を聞かせてよ。」
ジーニアスがニコニコとしながらリヒターを見る。
「そう…だな。」
ふと考えて真っ先に出てきたのは。
「飯と暖かい寝床だな。」
そう言うとジーニアスがきょとんとした表情をする。
「さて。人間の食欲睡眠欲でも先に満たしてから考えるか。」
そう言い、ジーニアスを促す。
「行くぞ。」
「あ…うん。」
我に返り、リヒターの隣を歩く。
「あぁ…美味い飯が食いたいなぁ…。」
「そうだね。美味しいの食べたいね。」
ジーニアスが頷く。
》》》》》
ここまでかいたがオチが思いつかないはいTOMITEさんにブン投げ続きよろしうわぁなにをするんだいいじゃないかちょ石投げないでぇー!
なんてか、うん。
うひゃひゃww
》》》》》
「彼の変わりにこれを。」
右手を差し出す。
ラタトスクが眉をしかめる。
「エクスフィアを。
これは僕のマナを大量に吸収してる。」
黄金の太陽みたいな輪の中心にある蒼い禁断の石。
「マナを集めて蓄えるのに持ってこいだと思うんだけど。」
「…これを失ったらお前はどうなる?」
ラタトスクが訪ねる。
「普通のハーフエルフより魔力の強い女の子に戻るだけ。」
ジーニアスが苦笑を浮かべる。
「遅かれ早かれ最終的にはこれを破壊しなきゃいけないの。
だけど…これ壊すのも壊されるのも嫌なんだ。」
自分を孫のように可愛がってくれた優しい老婆。
自分の愚かな行動により命を落とした。
そしてその命で自分は生きている。
「ただ破壊されるより、世界の為に使いたいの。」
新しく世界の理を構築する基盤に。
きっと許してくれるだろう。
「その代わり、リヒターに守って貰おうかと。」
そう言ってリヒターへと視線を向ける。
「エクスフィアの蓄積したマナはもって150年。
150年過ぎたらここに戻れば?」
「随分と簡単に言うな。」
ラタトスクが苦笑を浮かべる。
最後の最後まで残ってそれを提案するとは。
「150年後のお前はどうする?」
そう尋ねると
「いい男捕まえて子供と幸せに暮らしてるの。」
そう、胸を張って言い切る。
「お金持ちで強くて優しくて超イケメンとね。」
「言い切ったな。」
リヒターが苦笑を浮かべラタトスクへと視線を向ける。
彼女の申し出は嬉しいが、自分が今までしてきた悪事の数々を考えると外の世界に戻るなど甘すぎるような気がする。
「ラタトスク。
決断はお前に任せる。」
そう言うと眉をぴくりと動かし、何かを考えるようにラタトスクがリヒターを見る。
その視線に苦笑を浮かべつつ
「お前の気持ちもあるだろ…?」
そう返すとラタトスクは目を伏せた。
ラタトスクがジーニアスという人物に惹かれている。
のは確か。
それが人としての好意か。
それとも大量のマナを保有しているからなのかは分からないが。
だけど確かにラタトスクはジーニアスに特殊な想いを抱いている。
「…俺はここに居ないと門が開く。」
ぽつりと呟くような言葉。
色々考えたのだろう。
彼女を手放したくない。
また一人になる。
だけど世界を壊したくない。
「150年なんかあっという間だ。
行け。」
ラタトスクがそう言い、視線を逸らす。
「その…あの人間には悪かった。そう思っている。」
それが彼の人生を狂わせた。
「だから…行け。」
「ラタトスク…。」
あの傲慢な精霊が謝罪の言葉を言い、償いをしたいと。
「ジーニアス。
そいつが150年間きちんと生きられるよう見張ってくれ。」
「…うん。分かった。」
ジーニアスが笑顔で頷く。
「リヒターが150年間きちんと生きられるかどうか見張る。
僕とラタの契約ね。」
そう言って手からエクスフィアをそっと取り外す。
「だからお願い。世界を…救って…?」
ぎゅっとラタトスクの手を握りしめる。
「わかった。」
そう返して手を握り返す。
「また…150年後に。」
ジーニアスが微笑む。
「あぁ…150年後に。」
そう返して手を離した。
扉が閉まる。
魔界の名残の光が消えるのを待ち、大きく背伸びをする。
「これから…どうするんだ?」
リヒターがジーニアスに問う。
「わかんない。」
カラッとした返事に眉を潜める。
「ゼロから始めるのが一番いいかなぁと。」
「…適当なことをよくもまぁ。」
リヒターが呆れた口調で言う。
「だって。これからリヒターのヒトとしての人生が始まるんだよ?
僕が決めたら意味ないじゃん。」
そう言われてふと納得する。
「さぁリヒター。
君のヒトとしての人生の第一歩を聞かせてよ。」
ジーニアスがニコニコとしながらリヒターを見る。
「そう…だな。」
ふと考えて真っ先に出てきたのは。
「飯と暖かい寝床だな。」
そう言うとジーニアスがきょとんとした表情をする。
「さて。人間の食欲睡眠欲でも先に満たしてから考えるか。」
そう言い、ジーニアスを促す。
「行くぞ。」
「あ…うん。」
我に返り、リヒターの隣を歩く。
「あぁ…美味い飯が食いたいなぁ…。」
「そうだね。美味しいの食べたいね。」
ジーニアスが頷く。
》》》》》
ここまでかいたがオチが思いつかないはいTOMITEさんにブン投げ続きよろしうわぁなにをするんだいいじゃないかちょ石投げないでぇー!
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